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2012
10/21

【解説】「LTE」「3G」「WiFi」「WiMAX」とか色々ありすぎて意味不明。で、結局なんなの?

キャリア, モバイルサービス, 比較, 通信規格, 通信速度

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最近スマートフォンの普及も相まって、世間をにぎわせている各携帯キャリアのLTEサービス。
その他の通信サービスと比較して、一体なにが違うのか理解していますか?
Little Thing Every とか言ってる場合じゃないですよ!その違いとは・・・・?

「LTE」「3G」「WiFi」「WiMAX」とは何が違うのか?2012年バージョン

LTEとは?

LTEとは日本では、NTTdocomoが「Xi(クロッシィ)」の名称で初めて提供した、3.9Gの通信サービスのことです。
LongTermEvolutionの略で、既存のFOMAなどの3G通信サービスを”高速化”した規格です。
(※ LTEのエリアが拡大するまで、現在”音声通話”は3G回線で行っています。)
(※ 3Gとは3rdGenerationの略です「第三世代」という意味です。3.9Gは、4Gに至る中間的位置づけの通信規格です。)

どのくらい速いの?

最高速度は下りで、各キャリア75Mbpsです。ただしこの速度がでるのは本当に限られた屋内のみで、都心部での実測は速くても20Mbps。
平均して2~5Mbpsというところでしょうか。でも3Gより遥かに高速です。

つまり

要は、「携帯電話用の通信が早くなったよ!」というだけの話です。
ただし、これはLTEの提供エリア内の話であり、LTEに対応した端末を買ったからといってどこでもこのような速度が出るわけではありません。

LTEは4G回線じゃないの?

LTEは厳密には3.9Gの通信サービスという定義であり、4Gではありません。ですが、国際電気通信連合が4Gを名乗っていいと認めたので、auやSoftBankは”4G”を呼称しサービスを提供しています。

LTEで通信が高速化する事により、動画を見たり、パケット通信量の多い通信をユーザーがスマホなどで行うようになるため、そのトラフィック(通信量)を巻き取る事ができる帯域(バンド)や基地局の増強が必要となります。

ちなみにSoftbankが十分にLTEの通信量を巻き取る為に重要な「プラチナバンド(900MHz帯)」が提供できる基地局の人口カバー率を90%まで対応するには2014年末までかかるとSoftBankが発表しており現在約30%くらいみたいです。

NTTdocomoのLTEである”Xi”の人口カバー率は2012年内で約70%となるそうです。(こちらはプラチナバンドの基地局対応ではなく、LTEの基地局提供の話です。混同されませんように)

LTEの人口カバーと、プラチナバンドの基地局対応

docomo、auはもともとプラチナバンドを持っていたので、提供できる基地局の増強が早く、一方でSoftBankはバンドを取得したものの基地局の対応が間に合っていないのに大々的に「つながりやすくなりました」的な宣伝をしてしまったので、プラチナすぎちゃんとか訳のわからないCMをしてごまかしているんですね。

一方で、3Gとは?

3G回線はいままで我々が携帯電話で使っていた音声通話・データ(パケット)通信サービスです。NTTdocomoですとFOMAというサービス名ですで馴染みがありますよね。

LTE回線が完全に普及するまでは、まだまだ携帯電話やスマートフォンの通信は3Gがフル活用されています。

LTEが完全普及したら

ちなみになつかしのmovaはdocomoの2G通信規格ですが、もうサービスを提供していませんよね。
そんな感じで、3Gのサービスもいずれお役御免になる日がくるでしょう。

各社LTE通信がエリア外の場合は、3G通信でつながるようになっています。

WiFiとは?

WiFiで勘違いしがちですが、WiFiは携帯電話などの音声通話/データ(パケット)通信に使用される通信サービスではありません。

みなさんお家のパソコンをインターネットにつなぐときにLANケーブルという先っぽが電話回線のでかいやつみたいになっているのを、パソコンにつないだ記憶はありませんか?

あのケーブルをワイヤレスにしたのがWiFiです。WiFi=無線LANと理解してもらえば問題ありません。(厳密には違うのですが)

根本的に3GとかLTEと比較して考えるものではない

例えば、自宅に光回線がある場合に、ルーターという弁当箱を縦においたみたいな機械が置いてあると思います。
あの機械から、おとさんのパソコン、息子のプレステ、娘のノートパソコンなどに、すべてケーブルでつないでいたら部屋がケーブルだらけになるじゃないですか?

それを便利にするためにワイヤレスにしました。っていう事です。

下の図で分かるように、WiFiのたどり着く先は光回線だったり、3Gだったり、LTEだったり様々です。

WiMAX

WiMAXは日本ではUQ WiMAXのみが提供しているデータ(パケット)通信サービスで、定義上は3.9Gです。

LTEとの違いは?

つまり、WiMAXとLTEは技術が違うだけでユーザーからすれば同じようなものです。異なるのは「音声通話」を行わない点と「人口カバー率がLTEより広い(2012年10月現在)」です。

「データ通信」のみに特化した通信サービスなので、音声通話品質を気にする必要がないから、高速なデータ通信を実現しています。
(※ LTEも現在は”音声通話”の提供はしていません。音声通話は3Gで巻き取っています。)

携帯電話の通信において、音声通話の品質を保つのは結構大変です。なぜなら、誰かと電話している時に1秒でもタイムラグが発生しようもんなら、会話がうまくできませんよね。
リアルタイムで音声通話を実現するには、十分に通信を巻き取れる基地局整備が必要となります。

一方で、ホームページの表示時間が1秒遅くなった程度ではそこまで気にならないですよね。データ通信に集中できるので早い速度を提供できているのです。

auは一転LTE押しに

auの+WiMAXでauスマホに多数実装されたWiMAXですが、iPhone5のLTE対応とテザリング開放で一気に勢いがなくなりがちなWiMAXですが、依然として高い人口カバー率と、通信速度を誇っています。

これからどうなって行くのか?

では、今後の携帯電話の通信はどうなっていくのか?という点ですが、世界の主流はLTEです。
なぜなら本当の4G回線「LTE Advanced」へ移行するのが楽なので、LTEの提供エリアを拡大しているのです。

極端な話、音声通話ができて、早いデータ(パケット)通信ができて、WiFiでパソコンやプレステもインターネットがつながる(テザリングできる)「携帯電話」があれば最強なのですから、今後はそこを目指していくことになるでしょう。

そうすると、光回線でテレビを受信しているような世帯や、固定電話を光電話などにしている世帯をのぞいて、単身者などは「スマホ1台持ってりゃなんでもOK」みたいな時代が近い将来にくると思います。

ただ少なくとも、LTEの人口カバーが100%に近づく2014年末までは、様々な通信サービスを賢く使っていく必要がありそうですね。

“【解説】「LTE」「3G」「WiFi」「WiMAX」とか色々ありすぎて意味不明。で、結局なんなの?” への11件のフィードバック

  1. yur_hag より:

    こっちもメモ: <<モバイル通信情報局>>【解説】「LTE」「3G」「WiFi」「WiMAX」とか色々ありすぎて意味不明。で、結局なんなの?(2012/10/21) http://t.co/anfgMd4x

  2. atlanta5631 より:

    はぇ~分かりやすい http://t.co/UNjRQerV

  3. gosyoichigo より:

    【解説】「LTE」「3G」「WiFi」「WiMAX」とか色々ありすぎて意味不明。で、結局なんなの? http://t.co/ofdRxsbe @wimaxmediaさんから

  4. sou1019 より:

    【解説】「LTE」「3G」「WiFi」「WiMAX」とか色々ありすぎて意味不明。で、結局なんなの? http://t.co/uyVCBANX 分かってるつもりであやふやなモバイル事情がよく分かる

  5. au_support より:

    @goahead_katsu また、3GとWIMAXの違いについてですが、詳しく書かれたサイトがございましたので、宜しければご参照下さいませ。 http://t.co/yhxc1Xll (※LTEやWi-Fiの説明も含まれております)(2/2)

  6. yuukyuuenn より:

    【解説】「LTE」「3G」「WiFi」「WiMAX」とか色々ありすぎて意味不明。で、結局なんなの?
    http://t.co/FzltUSxU